大島静江「クヌギ林と家」(昭和27年頃)
静江は三鷹で花屋を始めたあと、武蔵野美術大学の聴講生となって、仕事の合間に絵の勉強に通いました。また、地域の油絵を描くグループに加わって、デッサン会に参加していました。自転車で連れていかれたデッサン会場ではヌードモデルを囲んで描いていたので子供の眼でもびっくりしました。「クヌギ林と家」はむかし家に飾ってあった絵で、畑と林の多かった当時の近所の様子が描かれた懐かしい絵です。
絵かきになりたいといって女学校卒業後、前橋から東京に出てきた静江。結婚後、三鷹で花屋をしながら武蔵野美術大学に通ったり、絵を描くグループに参加したりしていました。
たくさんの油絵を残していますが、多くはパーキンソン病になって花屋をやめてからのものです。大半は大好きだった花を描いた絵です。
たくさんの油絵を残していますが、多くはパーキンソン病になって花屋をやめてからのものです。大半は大好きだった花を描いた絵です。