サム・トゥッ・ソリ松代公演

ここでは、「サム・トゥッ・ソリ松代公演」 に関する記事を紹介しています。
千曲川

大島博光記念館へようこそ。
長野詩人会議が中心となって建設運動をすすめ、2008年7月にオープンしました。
愛と抵抗を歌った博光の詩の世界にふれていただけます。



キューバを離れるよ 쿠바를 떠나

詩 チェ・ゲバラ 作曲 ソン・ビョンフィ

また違う故郷に 私は旅立つ
喜びと悲しみをいだく心たちよ
私はこうしてキューバを離れる
胸膨らませた数々の夢
一番大切な夢だけを残して
君が夢を叶えてくれることを
ああ 私を呼ぶ みすぼらしい者たちのもとへ
失われた故郷へと私は旅立つ

すべてのしがらみを捨て
権利さえもすべて捨てて
私はこうしてキューバを離れる
私を呼ぶ悲しい者たちのもとへ

キューバを離れるよ


我々の歌が雲に覆われたこの地に一条の陽射しとなれるなら

ベク・チャンウ 作詞・作曲
我々の歌が雲に覆われたこの地に
暖かい一条の陽射しとなれるなら
暗い山河に燃え立つ
小さなたいまつになれるなら
我々の歌がこの眠りについた地で
太鼓の音のように響きわたることができるなら
沈黙の山河を突き揺るがす
大きな喚声になれるなら
ほんとうにいいだろう
空にいちばん近い村から
地の果ての村まで
崩れ落ちた家の跡から工場の敷地まで

ああ愛の歌 統一の歌
大きな河の流れとなる
そう その日には
名もない花にも 名前がつき
すくめていた肩をのばし
閉ざされていた心もひらかれ
倒れた者たちも立ち上がり
朝を迎えるだろう
その日がくると その日がくると
みな一つになる その日がくると
抱きあって踊るだろう
みな一つの踊りを踊るだろう

我々の歌が


あんずまつり


「死んだ男の残したものは」

谷川俊太郎作詞・武満徹作曲

死んだ男の残したものは
ひとりの妻とひとりの子ども
他には何も残さなかった
墓石ひとつ残さなかった

死んだ女の残したものは
しおれた花とひとりの子ども
他には何も残さなかった
着もの一枚残さなかった

死んだ子どもの残したものは
ねじれた脚と乾いた涙
他には何も残さなかった
思い出ひとつ残さなかった

死んだ兵士の残したものは
こわれた銃とゆがんだ地球
他には何も残せなかった
平和ひとつ残せなかった

死んだかれらの残したものは
生きてるわたし生きてるあなた
他には誰も残っていない
他には誰も残っていない

死んだ歴史の残したものは
輝く今日とまた来るあした
他には何も残っていない
他には何も残っていない

死んだ男の

この山河に 이 산하에


ムン・スンヒョン 作詞作曲
ムン・ジノ 歌

長い長い夜だった 圧政の夜だった
ウグムチ*の山の背に流れた声なき働突
燃ゆる緑豆の平原に 暁の光が揺らめこうとも
うねる川面に 朝の日差しが踊ろうとも
われは眩しくはない

長い長い夜だった 死の夜だった
あの三月の空にはためいた 血に染まった旗
咽び泣くような鬨(とき)の声 闇深く静かに眠りにつき
風吹く墓地の上に 激しく旗だけが翻る
われは怒り そして泣けり

暴政の歳月 残酷な歳月に
この身体が朽ち果て この赤い山河に生き
解放の松明(たいまつ)の下 枯れ果てた山河に生き

長い長い夜だった 闘争の夜だった
北満州の平原に響き渡った 抵抗の夜だった
ああむごたらしい歳月 激しい吹雪が荒れ狂おうとも
赤いこの山河に この身が埋められようとも
われは倒れまい

暴政の歳月 残酷な歳月に
この身体が朽ち果て この赤い山河に生き
解放の松明(たいまつ)の下 枯れ果てた山河に生き

※ウグムチ(牛金峙)
1894年日清戦争で朝鮮に侵略した日本軍と東学農民軍の激戦地

一番は1894年封建王朝と日本軍に抗った朝鮮の農民たちの戦争(東学農民戦争あるいは甲午農民戦争)、二番は1919年3月の非暴力独立運動(3.1独立運動)、三番は満州での抗日武装闘争を語っている。 1980年代の叙事的な民衆歌謡を代表する曲の一つ。
(CD「並んで歩かなくても」解説より)

この山河に

サム公演



途中から涙が止まらなくなりました
国が違っても、闘い続ける人々と、それを励ます歌の力に圧倒されました。サム・トゥッ・ソリのみなさん、ありがとう。共に闘っていきましょう。平和と人生と子どもたちのために

ウリハッキョからずっと涙があふれる演奏でした。とてもよかった。
国はちがっても、平和への想いは同じですね。
歌の力感じました。民衆の励ましです。 伊那市 大場

皆様の歌声に元気と勇気といやしをもらいました。
言葉はわからなくても 感じる
あたたかい時間をありがとうございました。
カムサハムニダ!!

圧倒的な歌の力に魅せられました。
以前より迫力のあるサム・トゥッ・ソリに会えたという気がします。
皆様ありがとう。お疲れ様でした。美酒を

ほんとうに 本当に 久しぶりに
本物のうたごえをききました。
このまま枯れてはならないと思いました 江川

迫力 心 すばらしかったです。
今の安倍政権の下、平和守りたい思いがさらに強まりました。
千葉の友人にも、他会場のでの公演すすめます。
ありがとうございました。 轟

とてもよかった スバラシー
感動した 
涙が出た   長野市 小林

とてもよかったです。なみだが出ました。
ありがとうございました。 篠ノ井 柳澤

今日、ここに来られて、
サム・トゥッ・ソリさんの歌声をきくことができて
大変幸せです!!
これからも元気にご活躍されることを日本から応援しています!!

すばらしい演奏でした。ああ来てよかったとしみじみ想いました。会場をうめた1人1人が同じ感動をもったと思い、うれしくなりました。
「光の種子まくとき」も大勢でよかったと想います。
第二部、1曲目から力強くすばらしいハーモニーというか、これはすごいと思わせる力量。ことばはわからなくても胸に心にひびくのです。
「死んだ男の残したものは」こんなにいいうただったのかと。
ムン・ジノさんの「この山河に」に感動! とてもとてもすてきでした。ありがとうございました。 坂城町 石関
夜ごと自由にあこがれ
わき目もふらずすすむ 我らは火取り虫


火取り虫 불나비
(口伝歌謡)

火を求めてさまよう火取り虫のように
夜ごと自由にあこがれ
白い花を荷車に積み
わき目もふらずすすむ 我らは火取り虫
今日のこの苦しみ このつらさ
ため息のまじった微笑で消してしまい
空だけを見上げるひまわりのように
わき目もふらずすすむ 我らは火取り虫

* おお自由よ おお喜びよ
おお平等よ おお平和よ
我が心は いまにも噴火しそうな活火山
おどる脈拍 熱い血も破裂しそうよ
友よ行こう行こう 自由を探しに
幸い私は まだ若い
行く先がけわしくてもわたしは行く
青い空広い野を探しもとめて 私は行く

*くりかえし

火取虫


1980年・光州民主化運動を高らかに称える。


光州よ無等山よ  광주여 무등산이여

ユン・ミンソク作詞作曲

光州よ 汚辱の植民地
その汚辱にまみれた波を突き破り 我も砕け散らん
怒りの炎で
光州よ 汝とともに行くために
血の色の旗を掲げ雄叫びをあげる偉大な革命よ
無等山よ 息をひそめていた
無実の赤い魂よ起ち上がれ
歌を歌いともに行かん 東学から5月へと
無等山よ 避けられぬこの道
倒れようとも起ち上がる
太鼓の音 高らかに進軍しよう
5月から統一へ

1980年5.18光州民主化運動を称える歌。
光州市民の偉大な犠牲の精神を受け継ぎ、遠く1894年東学農民戦争から引き継がれてきた民衆たちの闘争を昇華させ、5月を越え南北統一を成し遂げようという意志が込められている。
ユン・ミンソクは1980年代末から現在まで活動している韓国の代表的な民衆歌謡の作曲家だ。
(CD「並んで歩かなくても」解説より)

光州よ


今の日本にそのままあてはまる格差社会。だからこそ闘うことが尊いし共感を呼ぶのだ。
「たとえ持っているものは少なくても 分かち合いながら笑って生きる人生
人生にありがとう!」


人生に感謝

ソン・ビョンフィ作詞作曲

われらこの広場に集い
たがいに手をとり肩をたたきあう
ー滝の水が集まり
大水となって海になるように
蛍がー匹ー匹集まって
世の中を明るく照らすロウソクの海に
広場に出て街に出て
放水銃をくぐり抜け 機動隊の盾をこじ開け
若い警官たちよ 君は私の兄弟
われらの息子 ともに歌おう
自然破壊の土木工事なんてもうまっびらだ
朝の補習なんて嫌だ
狂牛病の肉はあんたが召し上がれ
正しいことを伝える そんな放送がいい
小説を書かない そんな新聞がいい
非正規職がいない そんな世の中にしてくれ
若者の失業がない そんな世の中にしてくれ
お金がなくても学べるようにしてほしい
貧しくたって治療を受けられるようにしてほしい
汗を流して働く者 美しい世の中
たとえ持っているものは少なくても 分かち合いながら笑って生きる人生
あなたの願いは私の願い
私の歌はあなたのしぐさ
人生にありがとう!
人生にありがとう!!
人生にありがとう!!!
人生にありがとう!!!!

2008年夏、狂牛病のおそれがある米国産牛肉輸入に対する韓国政府の屈辱的な協商に憤った市民たちが、光化門の前とソウル市庁舎広場などで毎日ロウソクデモを行った。その時ハンギョレ新聞に載った記事をヒントに作った曲。曲名の『人生に感謝』は Gracias A La Vida(人生にありがとう)のオマージュの意味もある。(CD「並んで歩かなくても」解説より)

人生に感謝


美しいメロディーがいつまでも心から離れません。


私たちのふるさと ウリハッキョ 우리 학교는 우리 고향이다


ハラボジが聞かせてくれた故郷の地を知らない
そんな僕らにも懐かしい故郷がある
民族の心刻む言葉を学び
愛しい祖国の大切さを学ぶ
そう ウリハッキョは僕らの故郷なんだ

ハルモニが夢に見た故郷の山河を見たことのない
そんな僕らにも心の故郷がある
民族の情緒漂う歌声が響き
愛しい祖国の息吹を感じる
そう ウリハッキョは僕らの故郷なんだ

生まれ育ったところは祖国の地ではないけれど
僕らには僕らだけの誇らしい故郷がある
民族の願い叶える大きな夢を育み
愛しい祖国の明日を描く
そう ウリハッキョは僕らの故郷なんだ
そう ウリハッキョは僕らの故郷なんだ

*ウリハッキョ(私たちの学校)・・・日本にある朝鮮学校をさす。

ウリハッキョ

彼のための行進曲

ペク・キワン作詞 キム・ジョンリュル作曲

愛も名誉も名も残すことなく
一生涯を捧げんとの熱き誓い
旗のみが語る
新しき日がくるまで
ひるむことなかれ
歳月は流るるとも 山河は知る
目覚めて叫ぶ熱き雄叫び
先に逝く 生ける者よ続け
先に逝く 生ける者よ続け

同志は行方も知れず
旗のみが語る
新しき日がくるまで
ひるむことなかれ
歳月は流るるとも 山河は知る
目覚めて叫ぶ熱き雄叫び
先に逝く 生ける者よ続け
先に逝く 生ける者よ続け

サム公演