ピエール・ルヴェルディ

ここでは、「ピエール・ルヴェルディ」 に関する記事を紹介しています。
千曲川

大島博光記念館へようこそ。
長野詩人会議が中心となって建設運動をすすめ、2008年7月にオープンしました。
愛と抵抗を歌った博光の詩の世界にふれていただけます。


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詩人たち


(『三笠版 現代世界詩選』)


灯台


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大島博光訳によるルヴェルディ作品

A.『三笠版現代世界詩選』(1955年)
・詩人たち
・精神は出てゆく
・戦闘
・パリのクリスマス
・鐘の音
・秘密
・つれない心

B.『蝋人形』
・鐘の音……季節はづれの放浪(5)──ダダの終焉とその足跡── 昭和13年(1938)(9巻3号)にとりあげる
・毛の手袋(抄)─私は思索するのではないノートするのである。 昭和14年(1939)(10巻11号)
・ルヴェルディーの言葉 昭和17年(1942)13巻11号
・美しき星 昭和17年(1942)13巻12号

C.その他
・いま  『草稿・ひとつの愛の詞華集』『詩人会議?』

*ピエール・ルヴェルディ Pierre Reverdy (1889ー)
とくにランボオの影響を受けた詩人であり、シュールレアリストの先駆となった。「詩人は夢と現実との交差点に立つ」と彼はいう。ここから、読者の胸に苦悶を惹き起すような、非論理的なイマアジュの数々が湧き起こり近代生活の裡にひそむ不安の意識を反映する。──「時の蝸牛」「風のいずみ」等。
(『三笠版現代世界詩選』)

博光は戦前、ルヴェルディの詩の翻訳を数篇『蝋人形』に載せているが、まとめて書いたのは『三笠版現代世界詩選』(1955年)である。1988年11月17日の日記に「アラゴンとランボオ/アラゴンとアポリネール/アラゴンとルヴェルディ/アラゴンとロートレアモン」と書いており、アラゴンとの関係でルヴェルディを位置づけている。

ルヴェルディ
ピカソを中心に左端がルヴェルディ、右端がボーヴォワール。1944年ブラッサイが撮影(部分)





戦闘


(『三笠版 現代世界詩選』)


白樺




つれない心



(『三笠版 現代世界詩選』)

雨のバラ

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秘密


(『三笠版 現代世界詩選』)

夜



鐘の音

(『三笠版 現代世界詩選』)

月


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ルヴェルディ

サファリサーカス
サファリ・サーカス

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三笠書房は1953年〜1957年にかけて『三笠版現代世界文学全集』(全27巻、別巻4)を刊行しました。第27巻が『現代世界詩選』(1955年初版)で、フランス篇、イギリス篇、アメリカ篇、ドイツ篇からなり、フランス篇を斎藤磯雄が編集しました。斎藤磯雄の推薦をうけて大島博光はエリュアールら4人の詩人の詩を訳しています。

1)アポリネール(3篇):
    ・鯉
    ・演習
    ・お祭り
2)ピエール・ルヴェルディ(7篇):
    ・詩人たち
    ・精神は出てゆく
    ・戦闘
    ・パリのクリスマス
    ・鐘の音
    ・秘密
    ・つれない心
3)エリュアール(11篇):
    ・鉄かぶとをかぶった兵士たち
    ・まごころ
    ・一生けんめい働け
    ・案じながら
    ・おれたちの死
    ・雨
    ・平和のための詩
    ・恨みなしに
    ・愛する女
    ・はだかの眞實
    ・詩の批判
4)アラゴン(3篇):
    ・遁走曲
    ・香焚きこめた葬いの歌
    ・頭巾外套と剣の詩

この時期の博光は1951年にアラゴン『フランスの起床ラッパ』(三一書房)とアラゴン『素晴らしき大地』(蒼樹社)、1956年に『エリュアール詩選』(緑書房)を刊行しているだけなので、当時の仕事を知る上で貴重です。
この内、エリュアールの詩は『エリュアール詩選』にありますが、ほかの3人の詩は初めて目にしました。ピエール・ルヴェルディはランボオの影響を受け、シュールレアリストの先駆となった詩人と紹介されています。
博光訳のルヴェルディの詩

三笠