

うたごえ祭典で買ったCD「労働歌ベスト」(音楽センター)。車の中で聞くと”赤旗がなびき”、”われら労働者”の歌声が響き、メーデー会場にいるようなうきうきした気分に。14曲のうち「インターナショナル」「赤旗の歌」「同志は倒れぬ」をベスト3に選びました。
赤旗の歌
ドイツ民謡による
J・コンネル 作詞/赤松克麿 訳詞
1
民衆の旗 赤旗は
戦士の屍(かばね)をつつむ
しかばね固く冷えぬ間に
血潮は旗を染めぬ
*高く立て 赤旗を その影に死を誓う
卑怯者 去らば去れ われらは赤旗守る
2
フランス人は愛す旗の光
ドイツ人はその歌うたう
モスコー伽藍(がらん)に歌響き
シカゴに歌声高し
(*繰り返し)
3
力なく道暗けれど
赤旗頭上になびく
功と誓いの旗を見よ
われらは旗色かえじ
(*繰り返し)
4
富者(ふうしゃ)に媚びて神聖の
旗をけがすは誰ぞ
金と地位とに惑いたる
卑怯下劣の奴ぞ
(*繰り返し)
5
われらは死すまで赤旗を
掲げて進むを誓う
来れ牢獄 絞首台
これ告別の歌ぞ
(*繰り返し)
調子のいい行進曲風なものを混声で力強く歌っていて、ぴったりの合唱。
歌詞も歴史的な過激な言い回しがあったり、フランス、ドイツ、モスクワ、シカゴと国際色があったりで、想像力がかきたてられます。
学生のとき、夏休みに山中湖の寮で毎晩のようにコンパをやりましたが、替え歌で「民衆の酒 焼酎は・・・」を歌って喜んでいました。元の歌を知っている学生はどの位いたのでしょうか?